寒さが本格的になってきましたね。
肩こりには様々な原因があります。
主なものにはストレス、運動不足、長時間のPC・スマホ操作、浮腫みなどがありますが、
冬の場合は寒さが原因で刺すような痛みをともなう肩こりが起こりやすいそうです。
寒さによって身体がこわばっている時は、筋肉が固くなって血流が滞り、疲労物質が血管に留まることで痛みにつながります。
また、血行不良だと体内に酸素や栄養素が届きにくくなるので、新陳代謝が低下したり、様々な不調の原因となります。
冬の肩こりを予防するために・・・
①背中を動かす
寒いと身体が縮こまり前かがみになりがちですが、前かがみの姿勢が続くと僧帽筋という首・肩・背中をつなぐ大きな筋肉が伸びたままになるため血流が低下し、肩や首のコリを引き起こします。
伸びきった僧帽筋をぎゅっと縮めるように背中を反らせるストレッチを取り入れると効果的です。
②身体を温める
身体を温めることによって、血管が広がり、血流が改善します。
手っ取り早く身体を温めるには、湯船にゆっくりとつかるのが一番。
③質の良い睡眠をとる
十分な睡眠が取れていなかったり、熟睡できていなかったりすると、体内の自律神経が乱れ、交感神経が優位になりすぎてしまいます。その結果血管が収縮し、血流の流れが悪くなり、コリを引き起こしやすくなります。
質の高い睡眠が取れていると、自律神経のバランスが整うため、血流低下を引き起こしにくく、コリ予防にもなるのです。
質の高い睡眠をとるには、寝始めてから最初の90分間に深い眠りにつくことが大切。最初にしっかり熟睡できると、その後の睡眠のリズムが整い、自律神経のバランスも整い、体の疲れがとれやすくなります。
寒い冬を健やかに乗り切りましょう(^^)